子どもに『YouTubeで見たギャングビーストっていうゲーム買って!!』とせがまれてる。あまり聞いたことないゲームだけど買ってあげても平気かな?
なんて、子どもたちにせがまれて悩んだ経験ありませんか?
買ってあげたいのはやまやまだけど、「あまり聞いたことないゲームだし、ほんとに買ってあげてもいいものか…」という悩みを抱えていました。
買っていいかずっと悩んでいたのですが、よく見る「有吉ぃぃeeeee!」で紹介されていて、ゲーム内容もめちゃくちゃ面白そうだし「これなら買ってあげてもいいかも!」と感じたので、思い切ってギャングビーストを買って遊んでみました。
ギャングビースト(任天堂Switch)のダウンロード版はこちら>>
結論として、ぐにゃぐにゃ操作とちょっと過激な表現に注意が必要ですが、子どもと一緒になって爆笑しながら遊べるパーティゲームです。
今回は、そんなギャングビースト(任天堂Switch版)のレビューをお伝えします。
結論:全体的に不親切だがめちゃくちゃ笑えるパーティーゲーム!
動かすだけで笑えてしまうコミカルなキャラクターと、キビキビ動かない操作性が相まってめちゃくちゃ爆笑できるパーティゲームです!
最初の内は上手く動かすことができずにちょっとイライラしてしまうかもしれませんが、そんなイライラを忘れてしまうくらい動きがコミカルで笑ってしまいます。
一味違った操作性と、思わず笑ってしまう動きで爆笑間違い無しなので、みんなでワイワイ遊ぶパーティゲームとしてオススメです!
【ここがイマイチ…】遊んでみて感じた不満点
次に、実際に遊んでみて感じたゲームの不満点を紹介します。
- 全体的に不親切
- 暴力・残酷的な表現あり(12歳以上対象なのを忘れるべからず)
- やり込み要素が無い
一つずつ紹介していきます。
全体的に不親切
ゲームを遊んでみてまず思ったのは、全体的に不親切ということです。
特に不満に感じてしまった部分を紹介していきます。
チュートリアルなんてものはありません。
ゲームを起動したら即ゲームスタート!ってくらいすぐ始まります。
同じようなぐにゃぐにゃゲームのヒューマンフォールフラットでは、初めて遊ぶ人向けの操作方法レクチャーステージが用意されていましたが、このゲームにはありません。
これぞインディーゲームといってもいいくらい、説明がまったく無いので初めて遊ぶ時は戸惑ってしまうかもしれません。
やって慣れろのゲーム性
前述の通り、チュートリアルが一切無いので、ゲームをプレイすることで慣れて行くしかありません。
操作方法に関しては、ポーズメニューから確認することはできます。ですが、『操作方法の確認』といった表記がないのでかなり分かりにくいです。
✅操作方法を確認するには?
+ボタンのポーズメニューを開いて「インプット」の項目を選んでください。一通りの操作方法が確認できます。
キャラや色の変更方法が不明瞭
自分のキャラクターをカスタムできるのは好印象!キャラクターの色やコスチュームが多数あるので、自分好みにカスタムしやすいのですが変え方が少し難しいです。
コスチュームや色が一覧で見れないので、ひとつひとつどんなコスチュームがあるか確認しながら選ぶ必要があります。
おすそ分けプレイが分かりにくい
ジョイコンやプロコンといったコントローラーさえあれば、最大で同時に4人まで遊ぶことができますが、複数人で遊ぶ時の設定の仕方が分かりにくいです。
コントローラーを接続しただけではキャラクターが増えないので、接続されているのか分かりにくいため、ちゃんと遊べるのか不安になります。
✅任天堂Switchで2人プレイをやるには?
コントローラーを接続したら、接続したコントローラーのボタンを必ず操作してください。操作をしないままだと、いつまで経ってもキャラクターが出てこず、みんなで遊ぶことができません。
わが家では接続したはいいものの、キャラクターの出し方が分からずネットでめちゃくちゃ検索するハメになり、かなり悪戦苦闘しました。
モードの説明すらないので雰囲気で
遊べるモードが複数あるので、遊びのバリエーションはそこそこあるのですが、どんな風に遊ぶモードなのかめちゃくちゃ分かりにくいです。
「サッカー」などはイメージがつきやすいのですが、「ギャング」、「ウェーブ」といったモードは説明が一切ないので、実際に遊んでみて慣れて行く必要があります。
モードごとに一文だけでも良いから説明があって欲しかった…
暴力・残酷的な表現あり(12歳以上対象なのを忘れるべからず)
見た目のコミカルさに目が行きがちですが、任天堂Switch用のダウンロード版は対象年齢がCERO B (12歳以上対象)なので注意が必要です。
殴る蹴るといったことだけであればスマブラも同じようなものですが、ギャングビーストに関しては、ステージのギミックに一部過激な表現があるため注意が必要です。
https://www.cero.gr.jp/smarts/index/17/
【プレイしていて特に気をつける必要性を感じたステージを紹介】
✅地下鉄(列車に轢かれる表現)
個人的に子どもに遊ばせる時に、一番気を付けてほしいステージが地下鉄です。
なぜなら、敵を倒すには線路に相手を落としてさらに列車に轢かせる必要があるからです。
他のステージであれば、リングや船から落とすことで敵を倒すことになるのですが、このステージだけは線路に落としただけでは終わりません。
線路に落として尚且つ列車に轢かせることで敵を倒したことになります。
姿形がコミカルなので残酷さは軽減されますが、はじめはめちゃくちゃビックリするかもしれません。
そばでニコニコしながらプレイしているのを見てた奥様が一番ビックリしてたのがこのステージでした。要注意です。
✅トロール船(サメに襲われる表現)
基本的にはステージから投げて落とすゲームになるのですが、船のステージに関してはまた少し違います。
時間の経過とともに、船が傾いて行くのですがそれに合わせてサメがステージに飛び込んできます。
ボーッとしているとサメに噛みつかれて、海に引き摺り込まれるといった「ジョーズ」さながらの表現があるので注意です。
さらに、時間の経過とともにサメの数も増えるので、最後の方になると画面がサメだらけになることもあります。
遊んでいる側はスリリングかもしれませんが、はたから見てる方には残酷に見えてしまうかもしれません。
✅破砕機(破砕機に巻き込まれる表現)
破砕機というステージも注意が必要です。
シュレッダーの刃のような物が左右と真ん中にあり、下の方には溶岩の池が設置されたステージです。
このシュレッダーには一度当たるだけではすぐには巻き込まれないのですが、ダウン状態でシュレッダーに投げ入れられると、巻き込まれてやられてしまいます。
徐々に巻き込まれて行く様が、妙にリアルで少しホラーなので要注意です。
ほかにも触手に引き摺り込まれるようなステージもあるので要注意。『リング』のステージはプロレスっぽくて一番平和です。
やり込み要素が無い
1人でも遊べるゲームですが、1人用のモードが充実してないので複数人で遊ぶ方がより楽しめます。
ウェーブのボリュームが少ない
ギャングビーストは、1人でも楽しめるようにステージクリア型のモードと、オンラインを利用しての対戦が楽しめます。
ですが、ステージクリア型のモードであるウェーブのボリュームがめっちゃ少ないです!
進むごとに敵の数が増えたり大きな敵が出てくるのですが、5ステージほど進めるとクリアとなり、最初の画面に戻されます。
延々と戦い続けて記録を伸ばすといったことはできないので、1人で遊ぶにはボリューム不足です。
ずっとミニゲームをやっている感覚になる
前述のウェーブモードでは、CPUと戦えるのでゲーム感が味わえますが、その他のモードは基本的にマリオパーティのようなミニゲームの連続になります。
一回一回が短く、すぐに勝負がつくステージも多いのでストレスは溜まりにくいですが、同じことの繰り返しになるので飽きやすいです。
トロフィーや隠し要素がない
やりこみ要素が無いところもデメリットです。ゲームを進めていくことで、新しいモードや新コスチュームが増えるといったことがありません。
なので、同じゲームをやり込みたい!という方には向きません。
空いた時間にサクッと遊んだり、友達とワイワイ遊ぶパーティーゲームとして割り切って遊んだ方が良いです。
【ここが良かった!】遊んでみて感じた評価点
次に、実際に遊んでみて「ここが良かった!」と感じた評価点をお伝えしていきます。
- 操作性がめちゃくちゃ面白い
- ステージのギミックが奥深い
- みんなでワイワイやると爆笑が生まれる
一つずつ紹介していきます。
操作性がめちゃくちゃ面白い
まずは何といってもキャラクターがコミカルで面白いです!
ぐにゃぐにゃしていて、キビキビ動かないキャラクターなのですが、なんとなく動かしてるだけで笑えてきます。
パンチやキックも「ホントに出せてる?」と思ってしまうほど挙動が分かりにくいのですが、その何やってるか分からないイライラも込みで、ガチャガチャコントローラーを動かしてるだけで楽しめます。
基本として、倒した相手を掴んで持ち上げるという操作さえ覚えれば、問題なく遊べるので、特別難しい操作も必要なく世代を問わず遊べるのが嬉しい。
当たり判定がわかりにくいので、攻撃を狙うのが難しいですがそれも面白いポイントになってます。
ステージのギミックが奥深い
シンプルにプロレスのリングで戦ったり、船に乗っいたり、走るトラックの上で戦ったりといった幅広いステージがあるのですが、一つ一つのステージの作りが意外と凝ってます。
船のステージであれば、檻の中に入れたり釣り針(?)のようなものを動かして攻撃してみたりといったギミック満載です。
また、通風孔のステージでは、時間経過とともに下から突風が吹きあがり、キャラクターが浮き上がらないように手すりに摑まる必要があるといったステージなどもあるので、めちゃくちゃバリエーション豊かで楽しいです。
パッと見ただけでは壊せそうにない手すりや看板も、パンチし続けていると外れたり倒れてきたりするので、ステージを色々壊しまわってみても結構楽しいです。
時間経過で環境が変わるステージもあるので、遊ぶたびに新しい発見が得られるのも楽しいポイントでした。
みんなでワイワイやると爆笑が生まれる
やはりなんといっても、コミカルな見た目が笑いを誘ってくれます。
操作自体は簡単な方ですが、思い通りに動かすのが難しいので、ゲームをしている本人も傍から見てるだけの人も楽しめて笑えます。
敵にやられてしまったとしても、ぐでっとした見た目のコミカルさがやられたストレスを感じにくくしてくれるので、やられてしまっても笑えるゲームです。
少人数で遊ぶのももちろんオススメですが、コントローラーを持ち寄って大人数で遊ぶパーティーゲームとして遊ぶとめちゃくちゃ盛り上がること間違いなしです!
なんとなくわちゃわちゃしてるのを見るだけで面白いです。たまにあるバグもいい味出してくれるので笑いが加速します。
余談:ぐにゃぐにゃゲーム元祖のこちらのゲームもオススメ
同じようなぐにゃぐにゃゲームに「ヒューマンフォールフラット」がありますが、実は別の会社のゲームになります。
ギャングビーストのように、戦ったり競い合ったりといったゲームではないのですが、ぐにゃぐにした見た目の謎解きを楽しむアクションゲームとなっているので、少人数~大人数のパーティゲームとしてもオススメです!
実際に遊んでみた感想を、レビューとしてまとめましたのでこちらもぜひ読んでみてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、任天堂Switch版の『ギャングビースト』を実際に買って遊んでみたレビューをお伝えしました。
結論として、注意したい表現はあるものの、サクッと遊べて笑えるパーティゲームとしてもってこいです!
ここで、遊んでみて感じたメリットデメリットをおさらいします。
- 操作性がめちゃくちゃ面白い
- ステージのギミックが奥深い
- みんなでワイワイやると爆笑が生まれる
- 全体的に不親切
- 暴力・残酷的な表現あり(12歳以上対象なのを忘れるべからず)
- やり込み要素が無い
そんな訳で「ギャングビースト気になる」と思っている方は、ぜひプレイしてみるのがオススメです。
ただし、前述の通りCERO B(12歳以上)なので、小さいお子さんと遊ぶときは一緒にプレイしてあげてくださいね。
スマブラとはまた違った興奮を味わいつつ、大爆笑間違いなしで楽しめるパーティゲームなので、ぜひお子さんと一緒に遊んでみてください!
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パッケージ版は少し値段が割高なのと、北米版しかラインナップにないので購入の際はニンテンドーオンラインストアのダウンロード版が非常にオススメです!
定期的にセールも開催されるので、よりお得に購入できますよ。
パッケージ版へのこだわりが無いのであれば、ダウンロード版の購入一択です。
(ちなみに、パッケージ版とダウンロード版で大きな差はありません)
※任天堂Switchのダウンロード版はニンテンドーオンラインストアから購入できます。
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【最後まで読んで頂きありがとうございました】
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