【心のストッパーを外す方法】『心屋仁之助の心配しすぎなくてもだいじょうぶ』書評

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人づきあいを楽にしたい!心屋仁之助さんの本が良いって聞くけどホントに楽になるのかな?『心屋仁之助の心配しすぎなくてもだいじょうぶ』の書評と要約が知りたい

こんな悩みにお答えします。

『心屋仁之助の心配しすぎなくてもだいじょうぶ』は性格リフォームカウンセラーとして活躍していた、心屋仁之助さんによる著書です。

Amazonレビュー星4.2、レビュー数も183件と、人気を博している自己啓発本です。

みんな「わかってほしい」「認めてほしい」だけ

の一文から始まる『心屋仁之助の心配しすぎなくてもだいじょうぶ』は、自分の気持ちをわかってほしいという純粋な気持ちを大切にした、「心のしくみ」を理解できる一冊です。

各章の終わりには「心の器を大きくする心屋塾ワーク」として、自分の気持ちを実際に確認しながら書き込むことで、心のしくみを体感できる異色な自己啓発本となっています。

自分の気持ちに寄り添うことができるので、より自分事として捉えられるようになると思います。

それではいきましょう。

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心屋仁之助の心配しすぎなくてもだいじょうぶの基本情報

心屋仁之助の心配しすぎなくてもだいじょうぶの基本情報について見ていきます。

 書名:心屋仁之助の心配しすぎなくてもだいじょうぶ
 著者:
心屋 仁之助
 出版月:
2013年12月26日
 出版社:
三笠書房
 定価:
本体600円+税

著者の心屋仁之助氏のプロフィールはこちらです。

心屋 仁之助(こころやじんのすけ)

兵庫県生まれ。大学卒業後、佐川急便に19年勤務の後、性格リフォームカウンセラーに転身。2007年より「心屋仁之助」としてセミナーやカウンセリングスクールを運営。約3年間のテレビ出演とともに、多数の著書の発行や全国での講演活動を行う。現在は、「Jin佐伯仁志」として音楽専業での活動を開始。

心屋仁之助氏が手掛けた公式ブログ「心が風に、なる」は月間350万アクセスを達成されています。

性格リフォームカウンセラーとして、執筆した『心屋仁之助の心配しすぎなくてもだいじょうぶ』は、公式ブログ読者の注目を集めた一冊です。

本書の構成として

  1. みんな「わかってほしい」「認めてほしい」だけ
  2. もっと甘えてもバチはあたらないよ
  3. 心配のしすぎは、やめよう
  4. 誰も悪くないのに、苦しくなるのはなぜ?
  5. ちゃんとモメないと本音はわからないよ
  6. 「ま、いっか」で人生がガラリと変わる

といった内容で、性格リフォームカウンセラーとして、テレビで話題になった「心屋のメソッド」がやさしい言葉で語られていきます。

次に、本書の要約について紹介していきます。

心屋仁之助の心配しすぎなくてもだいじょうぶの要約まとめ

本書を以下の3点に要約しました。

要約①:人に頼る勇気をもつと一皮むける
要約②:「期待にこたえなければ」という呪いが一番苦しい
要約③:波風もあるから人生は楽しい

ひとつずつ解説していきます。

要約①:人に頼る勇気をもつと一皮むける

「自分は好かれている、周囲に甘えても嫌われない」そんな、何があってもどんな状況でも揺るがない、絶対的な自信――これが、“本物の自信”だと考えます。甘えられる人はこれがあるのです。

出典:『心屋仁之助の心配しすぎなくてもだいじょうぶ』63pより

なぜなら、甘えられる人=自分のまわりの人を信用している人だからです。

ついつい、「じぶんがなんとかしなくては!」「他人に頼るなんてみっともない」といった自分本位の考えになりがちですが、逆に言うとまわりを信用していないことと同義になってしまいます。

「自分一人でやる」ほうが偉いというのは、とんでもない勘違いです。

要約②:「期待にこたえなければ」という呪いが一番苦しい

これまで、石橋を叩いて叩いて渡ってきた。それが“一番安全な方法”だと教わってきた。これからは、人の顔色や反応、人の「期待」を気にするのはやめて、「思ったことを、思った通り、思った時」にやる。そして「やめる」。

出典:『心屋仁之助の心配しすぎなくてもだいじょうぶ』106pより

知らないうちに自分に期待という名の呪いをかけてしまうものですが、その奥底には「がんばらなければ!」という思いも同時に隠れています。

ひとたび、この呪いにかかると人生に重苦しい影を落とすことになりかねません。

「そもそも期待されてないのだとしたら?」相手の期待を勝手に作り出してしんどい思いをする必要がなくなります。

ヒーロー気取りヒロイン気取りはやめて、自分そのままで生きていこうと語られています。

要約③:波風もあるから人生は楽しい

自分の本音をずっと隠しているせいで、自分のまわりの人たちが“敵”であるかのように感じています。「まわりの人が自分を攻撃してくるのではないか」「誰かが私の心に土足で踏み込んでくるのではないか」という恐怖に怯えながら生きています。

出典:『心屋仁之助の心配しすぎなくてもだいじょうぶ』145pより

「傷つきたくない」「自分を守りたい」という思いで戦わず、本音を押し殺して生きる“無難”な選択ばかりしていると、そのうち身動きが取れなくなってしまいます。

しかし逆に、戦うことを決めると、戦う必要がなくなるのです。「戦う」ことは逃げないこと、つまり、正面から自分を受け止めるということ

気持ちをごまかすよりも、「当たってくだけろ」の精神で自分に自信を持つことが重要だとだと語られています。

心屋仁之助の心配しすぎなくてもだいじょうぶの書評

続いて、『心屋仁之助の心配しすぎなくてもだいじょうぶ』の書評を紹介していきます。

書評①:甘え下手な人ほど実は腹黒いという事実に気づかされる
書評②:世界は思ってるよりずっと優しいことを思い出させてくれる

甘え下手な人ほど実は腹黒いという事実に気づかされる

実は子どもの頃から、「人に甘えちゃいけない」と思わせるような教育を施されてきた日本人。

実は「文句を言ったり」「暴言を吐いたり」「楯突いたり」「不機嫌になったり」といったことはすべて【甘えていた】のだとこの本を読むと気付かされます。

みんな誰しも、誰かしらには甘えているもの。けど、その裏には「この人は大丈夫」「この人はマズイ」といった打算的な直感で甘える人を選んでいた事実に驚きました。

そんな、腹黒い自分の一面を知ることができたときには、なぜかめちゃくちゃ恥ずかしくなったのを覚えています。

全体を通してやさしい口調で進むのですが、実は、心の内側をグイグイ抉ってくる内容となっているので、軽い気持ちで読むと痛い目を見るかもしれません(本質を突かれて怖がっているだけかもしれませんが…)。

世界は思ってるよりずっと優しいことを思い出させてくれる

学生生活を終えて、社会人の仲間入りすると「されてもいない期待」や「もっとがんばれと言われているような思い込み」で、心が押しつぶされそうになってしまう事があるかもしれません。

しかし、この本は「世界はあなたが思ってるよりずっと優しいんだよ!」ということを、表現や伝え方を変え、あらゆる方向から伝えてくれる内容になっています。

“何もできない自分だからこそ愛されている”ことに気づくことができる本著は、自分の中に折れない自信をつけることに一役買ってくれます。

自分に自信が持てない方には、自信を持つためにこの上ない教科書になりえる一冊です。

こんな人におすすめ!

ここまで要約・書評を紹介してきました。

続いては、『心屋仁之助の心配しすぎなくてもだいじょうぶ』を読むべき人をご紹介します。

  • その場の空気を読むのが得意という人
  • 愛想笑いが板についている人
  • このままじゃダメだと思いつつも行動できない人

上記のいずれかに当てはまる人は、この本を読むことで心がかなり軽くなると思います。

特に、まわりの反応を気にするのが当たり前になってしまい、自分の本音がよく分からなくなってしまっている方にはぜひ読んでもらいたい一冊です!

自分では、その場の空気を読んでいるつもりでも、実は顔色をうかがっていただけなのだと気付かされるでしょう。

心屋仁之助の心配しすぎなくてもだいじょうぶを読むべき理由

最後に、『心屋仁之助の心配しすぎなくてもだいじょうぶ』を読むべき理由をご紹介します。

理由①:常識と思っていたことが実は違っていたと気付けるから
理由②:人生がガラリと変わるノウハウが詰め込まれているから

それぞれ解説していきます。

常識と思っていたことが実は違っていたと気付けるから

1つ目の理由は、世間の常識だと思っていたことが根底から覆されるからです。

  • 自分の「強み」でなく「弱み」を出す方がうまくいく
  • 空気を読むのをやめると世界は広がる
  • 社交辞令ばかりの人間関係はつまらない

といった、社会に出たらやるべきと言われていることの真逆こそやるべきなのだと気付けます。

世間の常識が「この世の答え」なんてものではなく、実は間違いだらけだったのだと教えてくれる本著は、肩ひじ張って生きていく必要はないことを教えてくれる一冊になっているので必読です!

人生がガラリと変わるノウハウが詰め込まれているから

2つ目の理由は、すべてのことを肯定して許すことができる“心のストッパー”を外す方法が随所にちりばめられているからです。

語られている中の一つの真実として『自分は愛されている』ことに気づくことができます。

残念ながら、あなたは愛されています
仕事ができなくても、
人を傷つけてしまっても、
ひどいことをされる人でも、
優しさがなくても、
迷惑ばかりかけていても、
期待に応えられなくても、
愛されているし、受け入れられているし、認められています。
それを認められず、許せていないのは自分だけなのです。

出典:『心屋仁之助の心配しすぎなくてもだいじょうぶ』176pより

心屋仁之助さんが紡ぐ「魔法の言葉」の数々が、人生をガラリと変えるお手伝いをしてくれる。そんな、まさに魔法のようなノウハウを手に入れましょう!

まとめ

今回は、『心屋仁之助の心配しすぎなくてもだいじょうぶ』の書評と要約を紹介いたしました。

凸で凹を埋め合って、この世は「ぴったり」と回っていく。

みんなが好きなことだけして、苦手なことは人に任せて、自由気ままに生きるヒントがちりばめられた本書は必読の一冊です。

『心屋仁之助の心配しすぎなくてもだいじょうぶ』はAmazon、楽天で購入できます。

心が、うんと楽になること間違い無しなので、自分に自信が持てない方はぜひ読んでみることをオススメします!

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【最後まで読んで頂きありがとうございました】

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